「映画」復活の日 1980年制作 日本映画

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名古屋のレンタルオフィスバーチャルオフィスを提供している「ビジネスリンクス・ナゴヤ」の室長・新井です。今回ご紹介する映画は、知る人ぞ知る日本映画の中でも壮大かつスケールの大きい作品です。制作費が膨大であり、赤字となったために制作会社の角川書店に大きな打撃を与えた映画でもあります。この映画以降、角川映画は方針転換を余儀なくされました。物語は細菌兵器が世界中に広まり、人類滅亡の危機に直面するという内容です。現在のコロナウイルスの危機と似た要素を含んでいます。この映画は、何と言っても出演している俳優陣が素晴らしいです!主人公役には草刈正夫さん、ヒロインにはオリビア・ハッセイさんが出演しています。彼女は元布施明さんの奥さんですね(^_^)驚くべきことに、ハリウッド俳優たちが多数出演し、南極で本物の潜水艦を使用して撮影されました!また、東京の廃墟と化したセットや豊富なエキストラの数も印象的です。過去も現在も、このように予算を大幅に投じた日本映画は他に類を見ません。面白いのは、千葉県の元県知事である「森田健作」さんも出演しているところですね。その後、角川映画は予算を抑えた制作に転換し、薬師丸ひろ子主演の「セーラー服と機関銃」や原田知世主演の「天国にいちばん近い島」、アニメ映画の「幻魔大戦」など、代表的な作品を制作してきました。これにより、現在の角川書店までつながっています。

解説・ストーリー

恐怖の細菌兵器のために人類はほとんど絶滅、南極に残されたわずかな人々の生きのびる姿を描く。小松左京の同名の小説の映画化で、脚本は「日本の黒幕」の高田宏治とグレゴリー・ナップ、「赤穂城断絶」の深作欣二の共同執筆、監督も同作の深作欣二、撮影は「金田一耕助の冒険」の木村大作がそれぞれ担当。 一九八×年冬、東ドイツの陸軍細菌研究所から新種のウイルスM-88が盗まれた。この細菌は摂氏マイナス10度で自己増殖をはじめ、零度を越えると猛烈な毒性を発揮する。M-88を奪ったスパイは小型飛行機でアルプスを越えようとするが、吹雪の中で墜落、恐るべき細菌が飛散してしまう。春が来ると、奇妙な事件が頻発。ソ連では羊が集団死、中国ではアヒルの死体が川を漂った。イタリアでは乳幼児が次々と意識不明になり、医師は「イタリア風邪」と名付けた。初夏になると南極昭和基地にも全世界に猛威をふるうイタリア風邪のニュースが伝わってきた。越冬隊員の吉住周三は東京に残してきた恋人、浅見則子の身を案じていた。その頃、東京では次々と死んでいく人々で路上は溢れ、混乱の極に達していた。ホワイトハウスでは連日閣議が開かれていた。そして、バークレイ上院議員はイタリア風邪の原因は、ガーランド将軍が大統領にも内密に開発した細菌兵器M-88であることをつきとめた。そしてM-88は何者かによって東ドイツに渡ったという。リチャードソン大統領は南極基地に「一致協力して生きる努力を傾けていただきたい」とのメッセージを残して息絶えた。夏の終り、南極に残る十一ヵ国八六三人を除いて世界は死滅した。八人の女性を含む残された人々の生活が始まった。そこへ、地震学者の吉住が人類滅亡の第二の危機が迫っていることを伝える。地穀変動調査でアメリカを垂直型地震が襲うことを探知、その衝撃波は、ガーランド将軍が死ぬ前にスイッチを入れた、ホワイトハウス地下にある対ソ連ミサイル攻撃の自動報復システムに作動すると言う。ミサイルが発射されれば、ソ連の報復システムも作動し、そのうちの一つが南極の米軍基地に降ることになるのだ。地震が起きる前に誰かが行かなければ。ホワイトハウスに詳しいカーター少佐は自分がいかねばならないことを知っていた。そして、吉住もカーターの助手として志願する。ノルウエーの女性隊員マリトは密かに吉住を慕っていたが、人類の種を絶やさないために、多くの男性との性交渉を義務づけられていた彼女に、吉住を独占する権利はなかった。吉住が死の旅へ出発する前夜マリトの愛は燃え上がった。「君が生き続けるために役立てるなら……」力をこめて抱き合う二人を染めて、南極の夜が明けようとしていた。

スタッフ

監督:深作欣二

制作:角川春樹

原作:小松左京

キャスト

草刈正雄

夏八木勲

千葉真一

渡瀬恒彦

森田健作

多岐川裕美

丘みつ子

オリビア・ハッセー

グレン・フォード

ジョージ・ケネディ

チャック・コナーズ

ボー・スベンソン

ロバート・ボーン


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