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ネトフリで「マッドマックス・怒りのデスロード」「パリより愛をこめて」鑑賞レビュー

ネトフリ映画館

新型肺炎コロナウイルスの世界的な流行のなか、自宅でリモートワークやリモート授業をされる方が増え、すっかり外出が減ってしまいましたね。バーチャルオフィスである当オフィスにとってもその影響を受け自宅待機の中、ネトフリで配信されている映画を実際鑑賞しておすすめしたいと思います。

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テーマはアクション映画

今回選ばれたネトフリ映画はこれです!アクション映画をテーマにオススメ映画をふたつ選んでみました。ふたつとも超おすすめなので、このレビューを参考に見ていただけたら幸いです。

アクション映画

  • マッドマックス・怒りのデスロード(⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️=90点)
  • パリより愛を込めて(⭐️⭐️⭐️=50点)

さて1つづつ紹介していきましょう。

マッドマックス・怒りのデスロード(2015年作品)

第1作から30年以上経ったでしょうか?あの時代、衝撃的だった内容のマッドマックス三部作を、あのままご高齢のジョージミラー監督が再びメガホンを取り30年ぶりの最新作となった話題作で、2015年度のアカデミー賞最多ノミネートとして当時大いに賑わった作品。唯一逃した作品賞では、当時オスカーを一度も手にしておらず無冠だった俳優ディカプリオが「レヴェナント」で主演男優賞を受賞し、作品賞にも選ばれたことで、「マッドマックス」は「アカデミー賞」の本命トロフィーを惜しくも逃しました。ですが、作品賞を逃しただけで、音楽、メイク、衣装、特殊効果、など多くの賞を総ナメで、ストーリーの一般評価でもただのアクション映画としてではなく、あらゆるメタファ(象徴)が散りばめられていることで口コミがアートの分野にも広がるという、知る人ぞ知る前衛的映画としても認知された特殊な映画になりましたね。

サンダードームのリベンジ実る

そう言える理由は、この映画のファン層が意外にも女性が多いことでしょうね。本来「マッドマックス」は男性主体の力が全てを牛耳る世界観を背景に繰り広げられる暴力映画でもちろん男性向きの内容。旧三作目であり失敗作と酷評の「サンダードーム」では、女性を支配の中止におく意外なテーマで驚きましたが、それをさらにパワーアップさせたのが「怒りのデスロード」。監督は、過去に失敗した「女性テーマ」に再び賭けたんです。そして、フュリオサ演じる シャーリーズ・セロンの、主人公トムハーディー超えの戦いぶりに世界中が驚き、そのリベンジが劇的に叶いました。完全に主人公を食っていますね。

語るときりが無い「怒りのデスロード」ですが、うんちくはさておきぜひ映画で見て欲しいとおもいます。おすすめですので是非ご覧ください。

ギタリストのシーンまとめ動画

映画の爆走中にBGMを彩り気になるエレキギターのシーンだけを集めた動画です。最後の最後まで、監督のロック愛がよくわかる謎キャラクターでしたね。

ライムスター宇多丸の映画評

映画レビューで定評のあるライムスター宇多丸さんのラジオ番組から、該当の映画評をご紹介します。私のレビューなんかより、とても参考になりますよ。

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パリより愛をこめて(2010年作品)

こちらは、「フィフス・エレメント」「トランスポーター」などのアクション映画で有名なフランスの映画監督リュックベッソンが制作で、リーアムニーソンで話題のスパイ映画「96時間」のピエールモレル監督のスパイ映画「パリより愛を込めて」。主人公は、ここしばらく映画に出ていなかったジョントラボルタと共演の相棒役に、「ベッカムに恋して」「マッチポイント」などで知られるアイルランド生まれのイケメン男優、ジョナサン・リス・マイヤーズ。

特徴はド派手なアクション

この映画のすごいところは、とにかくド派手なアクションシーン、カーチェイス、ガンアクションがいきなり始まる所でしょう。ほんと、いきなりで、アクションのたびに驚きます。主人公ジョントラボルタのはちゃめちゃっぷりが自由の国アメリカを象徴していて、芸術の街パリでド派手に浮いていますね、ハゲひげピアスのこのルックスですから。

悪役はアジア系、テロリストは中東系の超ステレオタイプ

この映画を見通して気になったのは、悪役やテロリスト役のほとんどが、中国系、パキスタン系、中東系やアジア系という超ステレオタイプな点。そんな「悪いやつら」をCIAのスゴ腕捜査官ジョントラボルタが男女関係なく機関銃で撃ちまくります。最後に、メルケル首相っぽい外国要人は、意地悪で世間知らずな役で登場。移民に寛容なドイツを風刺し、アジア系外国移民の尻拭いはCIAが後片付けしなきゃ、という印象が残してエンドロール。んー、これは賛否両論ありそうな…。

ピエールモレル監督の次回作は前回デビットリンチが監督した「デューン・砂の惑星」のリメイクというニュースも入っていますが、とても期待できできますね。

ライムスター宇多丸の映画評

この映画もライムスター宇多丸さんのレビュー音声がありますので、是非聞いてください。私の映画評なんかより、とても知見が広く参考になりますよ!

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